賀茂川紀行。

先日、ちょっと買い物に出たついでに

大好きな賀茂川へ寄ってみました。

 

写真を撮るのが好きで、一時期通っていた時期がありました。

主に賀茂川の鳥たちを狙っておりました。

 

でも、此処に来るだけでも、とても気持ちいいので

何かあると、ぼ~っとしに来たりします。

ここでは、それが一番です。

 

すごく寒い日でした。

土手の桜もかたい芽をつけていたました。

なかなか、こんなに芽をじっくり見ることはないですが、

キュッと実を硬くして寒さに耐えています。

でも着々と春の準備をしているのでしょうね。

そう思うと、とても愛おしく感じられます。

 

鴨たちも、そろそろ寝支度をはじめるのでしょうか?

他にはあまり見かけず、この鴨がまだ残って懸命に

潜って餌をとっていました。

この中州の所で、寝るみたいです。

 

賀茂川から少し西に行った所ですが

比叡山の頂に、雪雲がかぶっていました。

 

京都は、どこからでも山が見えます。

 

なので、他の土地に行ったときに何故か落ち着かない事がよくあるんですが

山が見えないことなんだと気づいた時がありました。

 

山と、川。

 

身近にいつもあるので、忘れがちですが、

他へ行って初めてそのありがたさがわかったりして

恥ずかしい限りです。

 

山紫水明とは素晴らしい言葉で、とても恵まれているんだと

気付かされて、感謝しないといけないと思っています。