千本釈迦堂の大根だき  京都の名物シリーズ

本格的に寒くなってきました。

いよいよ、秋から冬へ季節が移っていきますね。

 

今日は、千本釈迦堂にて風物詩の大根だきがありまして

行ってまいりました。

 


 

千本釈迦堂というのは通称で、ほんとうの名前は、大報恩寺というそうですが

この通称でないとわからないかもしれません。

それぐらい、浸透しております。

 

ここでの、年中行事で12月の7,8日に 成道会といって

お釈迦様がこの日にお悟りを開かれたのだそうで

それにちなんで、法要が行われ、その折に

大根を参拝の方々に振舞ってくださいます。

 

ちゃんと、大根に梵字を書いてご祈祷してくださってから焚かれるそうで

これを食べると無病息災であるということです。

 

この名前の大根だきですが『だいこだき』といいます。

『ん』がありませんが、京都ではこのときは『だいこだき』と言いますね。

 

この『ん』ですが、どこへ行ったかといいますと・・・

ごぼう(牛蒡)の方へ行きまして、ごぼうの事は『ごんぼ』といいます。

今度は『う』がありませんが、これは未だ行方不明です。(笑)

 

上の事は本当なんですが、落語でネタでよく使われます。

 

え~、横道にそれましたが、話を戻して・・・

朝10時半ぐらいに到着しましたら

かなりの人出でもう賑わっておりました!

 


いや~、すごい人! 

 

一枚1000円を納めて(2枚分納めました)、券をいただきこの行列に並びます。

かなりの行列でしたが、案外早く進み20分ぐらいで大根だきを頂きました!!!

 

 

 

大きな大根が、まるまる切ってあって一碗に3個!お揚げさんが一枚入っております。

さむ~い日に、湯気の立ったよく味のしゅんだ(京都弁で”しみた”という意味です) 大根は

ごちそうですね!

はふはふ、いいながら頬張りそれはとてもおいしゅうございました!!

 

美味しくって、なおかつ無病息災になれるなんて

ありがたい事です。

 

一つをいただいて、あとの5つは持って帰って家族で

頂きました。

 

寒くて、あたたかくて、ありがたい日になりました!!!