二条城 正門・東大手門をくぐる

江戸幕府初代将軍徳川家康が築城し、
江戸幕府15代定軍徳川慶喜が政権を朝廷に返上する大政奉還の意思を表明した二条城。




今年は明治維新から150年の年です。
だからというわけでもないですね。
ここ、二条城はいつもたくさんの観光客さんが見学に来られています。
外国からも、そして、修学旅行生もとても多いです。

堀川通。
二条城あたりは車や自転車でよく通っているのですが東大手門を外から眺めるだけ。
今日はその東大手門をくぐってきました。




唐門をくぐると二の丸御殿。
大政奉還の意思を表明したのはこの二の丸御殿の大広間でした。

二の丸御殿は6棟からなる建物で部屋数は33室、内部は800畳あまりもあるそうです。
どの部屋も、部屋だけでなく廊下など建物全体の装飾に迫力がありました。
襖絵、欄間、飾り棚・・。


 
そして、内堀にかかる東橋を渡り本丸御殿。
芝生が敷き詰められた中に美しく佇む建物。
屋根の曲線にうっとりしてしまいました。





本丸の西南角には天守閣跡があります。
そこから眺める本丸御殿。
その後ろには比叡山と如意ヶ嶽。
いつもより高い場所から眺めているからでしょうか?
比叡山と如意ヶ嶽の形が違うように思えました。

 

さてさて、二条城を巡ったあとで・・
最初にくぐった正門・東大手門に戻ります。
昨年に修理が完了したところなので錺金具はピカピカと輝いています。
その錺金具のなかに1羽の千鳥がいるのをご存知ですか?





以前に、何の番組だったか・・テレビで紹介されていました。
もし、二条城を訪れる機会がありましたら1羽の千鳥を探してみてくださいね!





千鳥の上にはインターホンがありました。
「ピンポ~ン」とインターホンを鳴らしたら大手門が開いたりしてね~!
なんて冗談をいいながら帰路につきました。