コンテンツ

『納豆』と言うと

皆さん、なにを思い浮かべられるでしょうか?糸引納豆、または甘納豆を思いつかれる方もおられると思いますが、私どもの大徳寺納豆はそれらのものと違うものになります。お味噌やお醤油の種類に近いもので、醸造製品の部類に入ります。味としては、赤味噌を香ばしくしたような感じでしょうか・・・。

お寺さんの保存食として連綿と伝えられてきた伝統食で、今でも大徳寺で作り続けられています。

大徳寺納豆は、その昔、唐(今の中国)より日本に伝えられたました。 諸説ございますが、鑑真和上が伝えたとも聞き及んでおります。

当時は『し』とか『くき』と言ったそうです。その伝えられた物を後に大徳寺第47世一休宗純禅師(一般的にはとんちの一休さんなどで有名ですが……)が大徳寺に伝え遺されたということです。このことから、唐納豆(からなっとう)、または寺納豆という風にも呼ばれています。

今でも、中華料理で使われている食材&調味料で『豆鼓(トウチ)』というものがありますが、それも源流をたどっていけば同じところにたどり着きます。

 

大徳寺納豆の由来

大徳寺納豆の作り方

大徳寺納豆うんちく